世界中の人々から愛されるジャズ・ピアニスト、ビル・エヴァンス。もちろん、日本でも不滅の人気を誇る。
彼を偲ぶアルバムが多数リリースされていることでも、異例のアーティストだ。同じピアニストからも尊敬されているが、紹介するのは、2004年発売の5人のピアニスト達のトリビュート・アルバム。プロデュースを買って出たのは、マイケル・コリーナ。
ハービー・ハンコック、ボブ・ジェームス、デイブ・グルーシン、イリアーヌ、ブラッド・メルドーの5人のピアニストの名前を見て、違和感がなければぜひ聴いて欲しい。エヴァンスの作品のうち、これは外せないという、ナーディス、ワルツ・フォー・デビーはそれぞれ、ボブ・ジェームス、デイブ・グルーシンが弾いている。このあたりは、まさに年功序列というか、彼らのエヴァンスに対する愛情の大きさを物語る。
録音は、さすが、xrcd!、ともて透明感のあるブリリアントなサウンドだ。冒頭のボブ・ジェームスのナーディスの出だしのピアノの音がとても印象的だ。
それにしても、JVCのxrcdには頭が下がる。これからも名盤の復刻、新企画によるサウンド・アレンジメントを続けて欲しい。