エラ・フィッツジェラルド(Ella Jane Fitzgerald)は、 サラ・ヴォーン、ビリー・ホリデイと並び、ジャズボーカルを確立させ、現代においてもその数々のレコーディングを賞賛されるボーカリストである。
ボーカルはあまり好きではなかったのだが、歳を取る毎に好きになっていくのはなぜだろうか?エラを最初に認識したのは、マック・ザ・ナイフ~エラ・イン・ベルリンであり、タイトルナンバーである、マック・ザ・ナイフは何度聞いてもご機嫌である。
紹介するピーターソンとの共演『エラ・アンド・オスカー』では、ラストの「パリの四月」が最高の出来だ。超絶技巧のピーターソンの真骨頂のプライが聞きものだ。そして、元夫(1947~52年)のレイ・ブラウンのベース。このアルバムのもう一つの特徴は、前半5曲までが、エラとオスカーのデュオである点。これもピアノ・オーケストラと呼ばれるピーターソンならではのアルバムである。